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​補聴器を
備えていれば
怖くない

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​補聴器を備えていれば怖くない

音が聞こえないことで、災害のリスクは聞こえる方と比べて2倍といわれています。補聴器のスペアと充電器または予備の電池を避難リュックに用意しておきましょう。

大切な補聴器の備え

突然の災害が訪れるとき、補聴器ユーザーが常にそれを装着しているわけではないことは注意しなければなりません。補聴器は緊急情報を理解するための重要なツールであり、私たちは東日本大震災を通じてその重要性を痛感しました。NHKの報告によると、震災時に沿岸部で生じた聴覚障害者の死亡率は全住民の死亡率の2倍以上という悲しい統計が出されました。

これは、津波報や避難指示といった重要な情報が難聴者に届かなかった可能性があるからです。また、避難がうまく行ったとしても、補聴器がない、または動作しない場合、混乱のさなかで大切な情報が伝わらず、不安と混乱を引き起こす可能性があります。補聴器を通じて音声情報を得ることは、難聴者にとって文字通り命をつなぐ重要なスキルなのです。

大事なこと

補聴器があっても電池が切れていたり、充電器が使えない状況では、その役割を果たせません。安全に避難するためには補聴器が正常に機能し持続的に使用できる状態を保つことが必要不可欠です。そして災害後の補聴器のメンテナンスや充電についても考慮する必要があります。補聴器専門店が通常のサービスを再開するまでの間、補聴器を活用するための準備が必要なのです。

補聴器ユーザーは非常時に、補聴器を装用し予備の電池や充電器を用意し、補聴器の使用と維持が可能な状態を確保する。それにより生命を守り、安心して避難生活を送ることができるのです。この事実をしっかりと認識し災害に備えましょう。

ご本人さまへ

補聴器で聴くことは、情報を取り入れること以外にも家族や友人と何気ない会話をすることで、ストレスを必要以上に溜めないことに役立ちます。

ご家族さまへ

ご本人は、避難時には意外と補聴器の優先順位が高くないことが多いです。ご家族からも補聴器の重要性を教えてあげてください。

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